保険(プライベートを守るために)

 医院開業は多額の投資金額を金融機関からの資金調達に負うことが多いため、院長の不測の事態に対応できるよう保険制度の活用は医院経営において不可欠のものでしょう。

リスクととして、経営者の事故によるリスク、従業員の就業中のリスク、疾病等のリスクなどなど。

まずは、医院経営の管理医師である院長の生命保険ではないでしょうか。医院経営が個人の場合院長ご自身が開設者、管理医師となって開業しますので、院長に万一のことがあって管理医師がいなくなれば、どんなに患者が来ていようが必然的に廃止となってしまいます。
その場合の借入金の残の処理や遺族の生活保障、場合によっては従業員の退職金支払などの問題も出てくるケースもあります。
この保険料は、通常個人の場合税引き後のお金から支払わなければなりません。法人の場合は理事長にかける場合経費で落とせるのですが。

その他所得保障、傷害保険、火災保険、自動車保険、店舗休業保険や、医師賠償責任保険などがあります。

また、そのかける方法、バランスにおいて様々なパターンがありますので、投資額や、家庭の事情、家族構成によってオーダーメイドで組み立てを考えるべきです。